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(C) BROCCOLI/ GungHo Online Entertainment,Inc./ HEADLOCK Inc.

外伝:Vsリゼロッテ
著:利他さん

出演:リゼロッテさん ロケ地:模擬戦場

あらすじ
評議会のラウンジで休憩していたジンは、ギルドランク7thのリゼロッテと対面する。
彼女は同じガンナーであるジンに興味をもち、模擬戦で技術を見せてほしいと持ちかけた。


 
リゼロッテ「…こんなもん、かしらね。」
と、軍靴のカカトをとんとん、とたたいて。
場所はアクロニア平原を模した、草原、模擬戦場。
食後の運動に銃使いの少年を誘った後、である。
リゼロッテ「おや、きたきた。こっちこっち。」
と、手を振る、さすがに銃使い同士、といったところか、此方が視認すれば向こうも同じように視認したようで手を上げて返す。
ジン「えっと、模擬戦、ですよねリゼさん」
と、いいながらきっちり準備万端といったかんじの青年。
リゼロッテ「そそ、ジン君、銃使いだしね、勉強さしてもらうわよーん」
と、にやにや笑いながらライフルをとんとん、と肩に担いで、目は笑ってはなく淡々と相手の武装を確認している。
みるところによれば、ライフル、二丁銃…それに背中になんかありそうね。等と一人考察。
リゼロッテ「んじゃま、模擬戦だし気兼ねなくぶっぱなしてねん、弾は一応ペイント弾。魔術によるガードがあっても互いの武装がアレだしね。」
と、ルール説明。主導権をまず握っていく、汚いと言われようと、勝ったもんガチなのよ、と内心悪いことをかんがえながら。
ジン「はぁ、まぁたしかに…距離はどうします?」
リゼロッテ「互いの得意のエモノがライフルだし、平原端同士でいいんじゃないかしら?」
と、まずは狙撃戦からはじめよう、と提案。


そんなこんなで、模擬戦がはじまった。













平原端、木に隠れながら。ライフルに弾を装填、トリガーに指をかけて。
リゼロッテ(さて、年上、戦場上がりの腕前ってのを訓練ばかりの彼にたたきこんであげようかしら)
なんて、手前勝手な事を考えながら。模擬戦開始の照明弾が上がる。

リゼロッテ(まずは…っと、挨拶がわり。)
木から、半身をだして照明弾を打ち抜く。
ガァンッ!
爆音を立てて、わざと此方の位置をおしえると同時に挑発とも取れるような挨拶。
チュインッ!!
同じように消音された発砲、空を裂くような音をたてて照明弾にヒット。
空中で二回跳ねた照明弾、注視すればペイント汚れは一つ。
リゼロッテ「ロビンフット…あはは、冗談みたいな精度ね。これは、油断できないわね…っと!!」
ポーチに入っている閃光手榴弾を取り出してピンを抜き、斜めに思いっきり蹴り上げながら、木から体を乗り出して土手に滑り込む。

ぽんっ!!

軽快な音と、眩い閃光。相手の気を反らさない限りは、場所をわざと教えた手前、撃ち抜かれたら話にならない。格好もつかない。
リゼロッテ「お得意の遠距離戦、なんて、するわけ無いでしょう…、タイマンはって遠くから打ち合いなんて楽しくもなんとも、ないわ。」
思いきり、土手から飛び出しながら、バックポーチにいれておいた、とあるスイッチを押しながら草原を駆け抜ける。

ぱんっ、ぱんっ…ぱんっ…

スイッチを押せば、そこら中に埋めておいた仕掛けから閃光手榴弾が飛び出して、眩い閃光を放つ。

リゼロッテ「当然、負けるのも楽しくない、しね。いっちょ、派手にいっちゃうかね!」
走りながら、大体そこにいるだろう、と目測をつけて、手榴弾を投げこむ。
爆発音を上げて、なにも起こらない。ただ土をまきあげ、焦げ臭い匂いをまき散らす。

チュンッ!

自分の走っていた土に染料が弾けて、驚く。
リゼロッテ「おわっ…バレてるし、目ぇイイわね…ほんと油断ならないわ」

リゼロッテ「油断ならないからこそ、もーっと意地悪したく、なるわよねー」
もう一つのボタンを押して、先ほど投げた場所と違う位置、地面からとびだした、筒状のモノから手榴弾が発射される。
その直後銃声が響き、筒状の、いってしまえば簡易グレネードランチャー付近の土が染料で汚れる。

リゼロッテ(あはは、思い通り、正々堂々たたかってくれる、なんてまだ思ってるわ、ほんと、可愛いわー…まっすぐで。)

一気に駆け抜けたおかげで、場所は平原中腹まで戦線を押し上げる。遠距離戦闘などなかった、と言わんばかりの電撃戦。
当然、向こうも適当な角度で発射された手榴弾がフェイクだと、すぐ気づくだろう、が。

それも、計算のうち、大事なのはその一瞬を奪えた事。

リゼロッテ「はぁーい、ジンくーん。」
にた、と口角をつりあげながら、平原にとびだして、敵を視認。ライフルを三度程撃って、走り、木の影に隠れる。
ッガン!ッガァン!ガァン!!
三発とも、虚しく地面を汚すだけ、だが、本来の目的はそれじゃなく。走りながらライフルを撃って、そもそも当てるなんて化け物地味た事できないし。

ジン「リゼさん!さっきから、ずるいですよ!もう!!先回りしてトラップを設置しておくなんて!!」

リゼロッテ「あら、模擬戦開始前にフィールドを確認しないのが、わるいわよー、それとも戦場で地雷を踏んだから、仕切り直しーなんて、できるわけないっしょー」

と、自分なりの礼儀をもって、全力で挑みかかってることを木越し言い訳する。
(いひひ、怒ってる怒ってる。これなら…)

リゼロッテ「わかった、わかった。わるかったわ。正々堂々やりましょ、ごめんなさいね、ちょっと意地悪しただけだわね」
といって木陰から身をだして、声をかける。
リゼロッテ「こんだけ近いと、互いのエモノも逆に不便だしね、短銃であそびましょ、肉弾戦でもいいわよー」
と、冗談めかして声をあげる。
ジン「いや、その手には乗りませんよ。さっきからズルばっかですしね!騙されませんよ!!」
リゼロッテ「あら、じゃあこれでどう?」
ぽいっと、銃を投げ捨てる。両手を広げて、ファイティングポーズを取る。

その様子をみて、ジンは、注意深く、腰等に銃器を隠しもっていないか、確認する。
その結果、丸腰だと理解する。ため息を付いて。傭兵上がりとはいえ此方も武道の家の生まれ、性別差、そして狼の居ない相手、分があると踏んでの行動だろう、ライフルをしまって。
ジン「あまり、年下だからといって、…」
といいながら拳をかまえて、歩いてきて。

ずぼっ、と地面に埋まる。

リゼロッテ「はい、ホールドアップ。」
ごめんなさいねー、といいながら意地悪く微笑んで。銃を拾って突きつける。








ところ変わって、ラウンジ。


ジン「…」
リゼロッテ「いや、だから、わるかったって、そこまで怒らなくたっていいじゃないー、ルールとか決めてないんだしー」
ジン「汚いですよ、…ラフプレイすぎます…落とし穴まで掘ってたとか…」
リゼロッテ「だからこその、戦場なんだってば、ジン君、わたしよかセンスあるんだし。スポーツじゃなくってさ、戦争の仕方、おぼえてほしいわけよ。私としては。」
ジン「…はぁ、なんでまた?」
リゼロッテ「優秀な人材、ほしいからね。うちの世界の事情、しってるっしょ。あたしゃいつ死んでもおかしくないことばっかしてっからねー」
ジン「…、なるほど。…リゼさんは自分勝手ですね…いつもどおり…」
リゼロッテ「へへー、お褒めの言葉、ありがと。コーヒーのませてあげるわ。店員さんこっちコーヒーふたつ、ねー!」
ジン「あ、すみません、ありがとうございます。」
リゼロッテ「なぁに、きにしなくっていいのよ。お詫びお詫び」
ジン「はぁ…、…」
リゼロッテ「つーわけで、そのコーヒー代分、働いてもらうわ」
ジン「ぶっ」
リゼロッテ「うわ汚なっ!!」
ジン「げほっ…あんたにいわれたくねぇっ?!」
リゼロッテ「誰も奢るなんていってないわね。飲んだ以上、あんたはもう強いんだ、それに見合う経験つんで。力を確実なモンにするといい。」
ジン「いいですけど…ほんと、汚いですね…」
リゼロッテ「あははー、お褒めの言葉ありがと、汚いくらいが丁度いいんだってさ、大人ってのはさ。んじゃ、私はここらへんで、たのしかったわー、ありがとねんー」




と、横暴を極めて、満足そうな顔をして去っていったとかなんとか。
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頂き物 | 【2012-09-03(Mon) 21:37:02】 | Trackback(-) | Comments:(0)
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