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外伝:神隠し 第四話


神隠し 第四話

著:結城隆臣さん

Семь звездシリーズ 

ゲスト:ジン、カナト、ホライゾン (敬称略

*目次
第一話
第二話
第三話



 

ジンはカロンを見送ったあと、カナトを連れて自宅へと戻った。
内心、カロンが無事であったことにジンはホッと胸を撫で下ろした。
カロンがランカーとして評議会にいた際、ジンはあることをきっかけにカロンの正体を知り、友人の様な関係になった。
だが、そんな間柄であるにもかかわらず、彼は何も言わないで評議会を去った。
周囲がカロンの不在に気付いたのはそれほど期間はかからず、上司であったホライゾンのもとに仕事仲間であった者たちから質問が殺到、彼が説明することになったのである。
聞けば、彼はドミニオン界へ戻ったと言う話だったが……。
ジンはそれを素直に飲み込んでいた。
正体を知っている身としては、この時点で気付くべきだったのに。
「話ではカロン殿はドミニオン界へ行かれたと聞いてはいたが、違っていたのだな」
自宅に戻り、リビングにあるテーブルへ着いたカナトがぽつりと呟いた。
ジンはハッとした。
カロンの正体はとある秘密結社の工作員である。
カロンとしての仕事が終わり、カロン自体はドミニオン会へ行ったことになっているが、カロンの大元であるプルート自身はまだここで仕事をしている。
自分やカナトに止む終えず、カロンとして現れてしまったことが知られれば、彼がドミニオン界へ行ったと装ってカロンを演じることを終了し、他の仕事についていることへ支障が出る。
ひいては、カロンの生命を脅かしかねない。
ジンは自分にできる精一杯の嘘をカナトについた。
「……ああ。でも、極秘任務って言っていたし、みんなには黙っておこうぜ。俺もさっき話すなって言われたんだ」
「そうだな、迷惑になるだろう……」
「じゃ、じゃぁ、遅いし、俺寝るわ」
「おやすみ、ジン」
ジンは足早に寝室へと向かい、布団の中に潜り込んだ。
カナト、ごめん。話すわけにはいかないんだ。ガーヴィンさんとの約束だから……。
そんなことを思いながら。





それから数日して、ダウンタウンのスラム街の警備が濃くなり始め、仕事がしにくくなったのか、主人が苛立つ日々が増してきた。
主人の執務室にも無残にメモが置かれたりなどし始め、オルフェにとって好機が訪れていることは違いなかった。
ジンとこまめに連絡を取って連携をとったこと、また、ジンが治安維持部隊へダウンタウンの警護を訴えてくれたおかげである。
そして、やっと念願の取引相手の情報を得たオルフェは行動に出た。
情報と、これまでの経過を上司に連絡し、評議会も動いている旨を連絡。
上司も治安維持部隊の存在には気付いており、面倒な犯人逮捕や子供たちの捜索はそちらに任せることで意見が一致した。
事件が早く解決することが依頼主の願いであるため、時期を見極め、実行することとなった。
そして、ついにその日がやってくる。
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頂き物 | 【2014-06-12(Thu) 02:31:21】 | Trackback(-) | Comments:(0)
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