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外伝:セオ大尉に八百長疑惑がかけられる話
著:紘斗さん

出演:カホさん、セオさん、オリトさん

あらすじ
いつも通り平和な日常を過ごしている治安維持部隊本部。
ここで多忙な日々を送るカホは、アストラリスト部隊大尉、エミル・アストラリストのセオに欠けられる疑惑のうわさを聞いた。



 


ある日のこと。
ウィザード最高責任者でありウィザード系職業の教官でもあるカホはある人物を捜して治安維持部隊本部が置かれているギルド元宮を歩いていた。
その人物には現在、八百長でランカーになったとの疑惑が掛けられており、同期としても教官としても最高責任者としても放置できなかったのだ。

問題の人物は割とすぐに見つかった。

「あ、居たー!!」
「ふぇ?」

その人物─現在、ランカー6thの地位にあり、キリヤナギ総隊長の片腕との呼び声も高いアストラリストのセオは、のんきにピークが過ぎて人気がなくなった一般ラウンジでウェイターやウェイトレスや厨房担当のコックたちと一緒にテーブルをくっつけてお茶会をしていた。
ちなみにセオ当人は特大アクロニアパフェを1人で美味しそうに頬張ってたりする。

「セオ!貴方、こんなところでなにやってるのよ!!」
「ん・・・?なにって?一息ついたから皆で休憩がてらお茶会?あ、カホも飲む?」

完全に職務モードから通常モードに戻ってしまっているセオはのほほんとカホに席を勧めている。

「あ、頂くわ。・・・ってそうじゃなくて!!」
「ん?どうしたの?なんか問題でもあった?」
「あったわよ!!なにこんなところでのほほんってしてるの!?八百長疑惑掛けられてるのに」

てっきり大激怒して周囲を戦々恐々とさせているか、少なくともなんからしらのアクションは起こしているだろうかと思ったらこののんびりほんわかムードだ。
カホでなくてもなにやっているんだと言いたくなるだろう。

ちなみにそんなカホはちゃっかりと席について紅茶をもらい、クッキーを頬張り始めている。

「そんなこといわれてもねぇ・・・。別に僕自身は気にも止めてないし?言いたいヤツは言わせておけって感じ?それに・・・」

そこまでいってセオはいったん言葉を句切った。

「何もしなくても周囲が勝手に解決するだろうしねー・・・」
「・・・・・・あー」

セオの言う「周囲」の面々を思い浮かべてカホは微妙な顔をした。

今回のセオの八百長疑惑に関する反応は大きく分けて3つである。
「誰だよ、んなバカな噂流した命知らずは!?」が3割に「へー。そんな噂流せる勇者が治安維持部隊にいたんだ?(=あまり関心がない)」が2割。
ちなみにそのうち前者のほうはセオの大激怒による超大型台風到来を畏れて遠方への任務を探して本部から遠ざかろうと試みていたりする。
マジで切れたセオはあの総隊長であるキリヤナギですらまったく止められないレベルで怖いのだ。
そして残り5割が「ふざけやがって!!そんなデタラメを治安維持部隊に流したらどうなるか解ってんのか!?」だ。
八百長疑惑払拭の為に動くのはこの5割のほうである。
この5割に該当する面々にはある共通項が存在する。
それは、セオファンクラブの会員(会長はセオの副官で近衛騎士の1人のイクスドミニオン・ガーディアンのソウタである)だということだ。
そんな彼らが敬愛するセオのあらぬ疑惑に黙っている訳もなく。

「心配するだけ無駄ね・・・」
「でしょ?どうせすぐにオリトあたりが犯人捕まえたって連絡を入れるに決まってるよ」

そう言いながら特大アクロニアパフェを攻略していくセオにいつもの生真面目っぷりはかけらも見られない。

楽しく談話しながら特大アクロニアパフェを攻略しきったまさにその時だった。
セオのナビゲーションデヴァイスから着信音が鳴り響く。

「はい、治安維持部隊アストラリスト、大尉セオです」
「"あ、たいちょ~♪"」

聞き間違えるはずもない。
この声は自分の副官であり近衛騎士の1人である、イクスドミニオン・イレイザーのオリトだ。
デヴァイス越しの彼の声は声が弾んでいる。
まあ、どうせ八百長疑惑を掛けた犯人を捕まえたって連絡だろうと思ってたら事実はその斜め上をかっ飛んでいた。

「"こともあろうにセオ隊長に八百長疑惑なんて掛けた馬鹿がいたんで皆で山狩りして取っ捕まえてお仕置きしておきましたよ~♪"」

褒めて褒めて!
っていうオリトにセオは頭を抱えた。

「あのねーオリト・・・。せめて捕まえて事情聞く程度にしてほしかったんだけどさ・・・」
「"えー!!お仕置きしていいって許可もらいましたよ、ちゃんと!!"」
「・・・聞くけど、そんな許可誰が出したのさ?」
「"キリヤナギ総隊長とホライゾン大佐"」
「・・・あんのトップ2はーーーーーーーー!!」

セオの叫び声がラウンジ中に響き渡った。
キリヤナギはともかくとして、ホライゾンは、あの面々だとやり過ぎるのは解りきっていただろうに。
なにを考えてお仕置きの許可なんぞだしたんだろうか。

「はぁ・・・過ぎたことを言っても仕方ないか。オリト、ちゃんと事の経緯は聞き出したんだろうね?」
「"はい、もちろんです"」

それによると、元々の発端となったのはとある新人隊員だった。
その新人隊員は先輩諸氏によるセオの凄まじい交友関係を立ち聞きし、それを他の新人隊員に話したのだが、別の新人隊員がその話を聞いて、本当に自身の力でランカーになったのか疑問になったそうで。
そこから尾びれ背びれがついてセオの八百長疑惑に発展し、主に新人隊員たちに伝わっていったというのが真相らしい。

「"というわけで、かなり悪質と判断し、総隊長やホライゾン大佐に報告した結果、お仕置きしてよし!と言われたのでお仕置きしました"」

どこが悪質だ。
というか治安維持部隊恐怖症になってやしないだろうか?
自身に掛けられた八百長疑惑も忘れてそんなことを考えてしまうセオだった。

「はぁ・・・そこまでやったからには事後処理はちゃんとしておいてよ?」

言外にちゃんと後始末しておけというセオにオリトはうれしそうな声で一言。

「"了解です!"」

といって通信を切った。

こうしてセオに掛けられた八百長疑惑は当人が大してなにもしないまま払拭されたのであった。
その代わり、セオにあらぬ疑いを掛けると秘密裏に消されるだの、セオに関する不当な噂を流すと治安維持部隊内で村八分の目に遭うだのというある意味事実なので弁解しようもない噂が治安維持部隊で流れだし、今回の新人隊員達にはセオ=治安維持部隊の恐怖の象徴などというこれまた弁解のしようもないような噂が流れ出してセオが頭を抱えるのは別の話だったりする。




*GEST

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イクスドミニオン・ガーディアンのソウタ

年齢:18歳
身長:175cm
体重:64kg
階級:中尉

生い立ち
レジスタンスとして戦場を駆け抜けていた少年兵。
つらく苦しい戦場から逃げるためにエミル界へやってきたところをセオに助けられる。
それから、治安維持部隊に入隊し、彼の側近になるために自らを鍛え上げ、念願のセオのいる部隊へと所属する。
以降は彼の横で任務を行い、延べ数年で中尉へと上り詰め、セオの近衛騎士となった。
セオが仲間だと思う人間をすべて守るという強い意志を持ち、尽くすことを自らの存在意義としている。
セオのファンクラブ(公式)の会長でもある。

Cara:紘斗
基本口数少ないけど、仲間と認識している相手には温和に接する子です。





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イクスドミニオン・イレイザーのオリト

年齢:17歳
身長:167cm
体重:52kg

生い立ち
ソウタと共にレジスタンスとして戦場を駆け抜けていた少年兵。
ソウタがドミニオン界の戦場からエミル界へ逃げ出す際に一緒に逃げ出した。
やってきたエミル界の某所でモンスターに襲われてやられそうになってた所をセオに命を助けられる。
恩義に報いるべく治安維持部隊に入り、自らを鍛え上げ、念願のセオのいる部隊へと所属する。
ソウタと共にわずか数年で中尉まで上り詰め、現在はセオの近衛騎士として彼を支える。
基本的にセオ以外の人物を自分の主と認めておらず、敵認定した者には情けも容赦もないマシンガントークを浴びせる。

Cara:紘斗
セオ大尉以外の制御を受け付けないある意味で問題児です。
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頂き物 | 【2013-06-20(Thu) 12:30:00】 | Trackback(-) | Comments:(0)
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